2-08.マンション商品企画のトレンド

首都圏の分譲マンションのトレンドは、大きく変化しつつあります。
かつての大量供給の時代には、「夫婦2人+子供2人」を想定したファミリータイプのマンション(3LDK・専有面積70平米)が主流でした。
しかし、社会全般の少子化や高齢化、単身者の増加、子供を持たない共働き夫婦などライフスタイルの多様化もあって、必ずしもファミリータイプが主流とはいえなくなってきたのです。

現在のマンション商品で注目されているのが「エコ」「省エネ」というキーワードです。
地球環境を考える時代の流れから、太陽光発電システムの導入や外断熱工法、断熱性能を高める複層ガラスの設置も付加価値として評価を得ています。
特に太陽光発電は、マンションの条件による制約はあるにしても、今後のトレンドとなっていくでしょう。

もうひとつのポイントは、マンション購入者のライフスタイルに合わせたソフト面です。
ファミリー層向けでは子育て支援に取り組んだ商品企画も行なわれ、育児用品ショップやカフェ、保育園を備えた大型マンションも企画されています。
ほかにも、単身女性向けの安全性に配慮した防犯性能の強化や、高齢者向けのヘルスケアサービスの提供、バリアフリー、病院との提携など、多様なライフスタイルに対応できるマンション商品も次々と企画されています。