2-07.郊外でのマンション供給が増えると市場がより安定
首都圏のマンション分譲は好調に推移しており、市場は回復に向かっているといわれています。
この回復を一時的なものにせず、安定的なものにつなげていくためには何が必要なのでしょうか。
分譲マンション市場の本格回復のカギは郊外エリアでのマンション供給にあり、取得層となる30代の購入しやすい価格帯物件の供給が求められます。
このエリアでの供給は、経済不況の影響下で中堅デベロッパーの経営破綻などがあり供給不足となっていました。
しかし、経営危機を乗り越えたデベロッパーにより事業再開が始まり、漸く郊外エリアでのマンション供給も動きが出てきました。
購入者側からみれば、今後は安心してマンション購入ができる状況になってきたといえます。
現在は価格調整の進捗とともに、マンション市場は好調の兆しを見せてきています。
在庫減少に伴い事業用地獲得競争が過熱傾向にあることから、東京都区部の用地価格は人気エリアを中心に値上がりが続いています。
用地獲得の過熱で、大手デベロッパーでも郊外エリアに注目する企業が現われ始めました。
新規マンション発売戸数を見ると、東京都区部だけでなく都下や埼玉が大きく増加しているのが分かります。
しかし神奈川での伸びは少なく千葉では減少と、郊外型マンションの供給量はまだまだ不足していると言わざるを得ません。
→”2-08.マンション商品企画のトレンド”を読む