2-05.春の商戦に向け好調なマンション市場
GWには不動産各社の目玉物件が多数出そろい、春の分譲マンション商戦がスタートします。
これまでは市況悪化により売買在庫の処理に追われて、大規模な新築マンション供給は行なわれていませんでした。
しかし今年は、これまではなかった中堅デベロッパーからも、大規模新規物件が数多く発売されて好調な売れ行きとなっています。
首都圏の新築マンションは供給戸数の増加にもかかわらず、その契約数は好調ラインを示す70%を大きく上回っており、春の商戦に向けてのマンション市場の回復を感じさせる状況となっています。
エリア別に見ると、首都圏では東京都区部・東京都下・神奈川県・埼玉県が堅調に増加、千葉県のみが大きく減少しました。
新築マンションの首都圏の販売価格を見てみると、東京都区部・埼玉県では上昇傾向、東京都下・神奈川県・千葉県では下落傾向にあります。
売行き好調の東京都区部での販売価格上昇は、平均坪単価の上昇もあり今後も注目していきたいところです。
今春のマンション市場の特徴は、中堅・中小デベロッパーによる用地買入れの再開です。
これまでは資金問題などで、新規プロジェクトに着手できなかった中堅・中小デベロッパーの動きの活発化は、マンション市場に活気をもたらすものといえましょう。
→”2-06.マンション市場を回復させた供給側の姿勢”を読む